< Archive of Miyuki's Diary in January - June 2013>


鬼武トリオライブ at DOLPHY。


 昨夜、DOLPHYでのライブ、無事終わりました!
大降りの雨だったにも関わらず、たくさんの方にご来場いただき、
本当にありがとうございました。

プログラムとしては、
「Woods Where Birds Fly」「里山」「真剣勝負」
「Something Will Happen Tonight」など、
ニューアルバム収録予定の曲、
その他、ちょっとしたハプニングから、久しぶりに、お題コーナーも復活しました!

たくさんの心のこもったアンケートメッセージも、ありがとうございました!!!
中には、美大在学中の女性お二人が演奏中に受けたイメージを
素敵に絵にしてくださったものもあり、嬉しかったです。

ライブはやっぱり楽しい!!
笑顔いっぱいのお客様と対話しながら、素晴らしいメンバーと、
温かい自由な空間で、遊び心いっぱいの音楽を紡いでゆく、、、
どれが一つ欠けても、昨日の音楽はできないんです。皆様に心から感謝です!!

次回、DOLPHYは、7/23(火)。是非お楽しみに!




立飛さん、鳥越さんと、
DOLPHYにて、ライブ終了後。→
 




2013年6月27日(木) 鬼武みゆき






赤鬼 at 伊丹空港。


 今、伊丹空港にいます。
これから、羽田に戻って、今夜は、横浜DOLPHYでライブです!
岩瀬立飛(Ds)さん、鳥越啓介(B)さんとのトリオです。
このトリオでのライブは、秋までしばらくありませんので、
是非聴きにきてくださいね!
楽しい一夜を一緒に過ごしましょう!



  ←「いつも仲良し赤鬼デュオ」
  with レンガ君、伊丹空港にて。




2013年6月26日(水) 鬼武みゆき






真剣勝負。


 昨日、無事「1 minute piece」のレコーディングも終わり、
映像、仕上がりました。
明日、中村監督のところで最終編集作業をして、夜中に、配信です!!

今回の音楽は、今までとちょっと違う感じになりました!
前回書いたように、「書」を書かれるときの矢萩さんは、
普段お話されるときの優しくおしとやかなイメージが一転、
独特の間をつけながら、一気に踊るように書き上げていく、
まさに心の奥底から湧き出てくる精神を、
全て文字に託している雰囲気だったので、それを曲に表現してみました。
曲のタイトルは「真剣勝負」。
どうぞお楽しみに!

今回はついにシリーズ18回目、少なくとも3年間続ける事に決めているので、
ちょうど折り返し地点です。
ここまで続けてこれたのも、ゲストの方々をはじめ、チャリティにも関わらず、
この企画に関わってくださっている全ての方々、
そして、配信映像を観てくださる皆さんのおかげです。
心から感謝しています。

これからもまだまだ続きます。
この映像が、これからも、ホッとする瞬間になったり、
もっともっと元気になっていただけるきっかけになったら嬉しいです。
この小さな「Happiness」が少しでも多くの方に届きますように。





2013年6月18日(火) 鬼武みゆき






矢萩春恵さん。


 今月の「1 minute piece "Happiness is…」ゲストは、
書家の矢萩春恵(やはぎしゅんけい)さん。
先日、写真家・森さんと、インタビューに行ってきました。

矢萩さんは、共立女子薬科大学卒業後、東京大学医学部薬学科選科1年終了と、
私と同じ「リケジョ」から転向組ということで、
お会いする前からとっても親近感が・・・。

書をはじめたきっかけは、きれいに、名前や文字を書きたいという、
誰もが持っている基本的な願望だったそうです。
その後、興味がふくらみ、かなを町春草さんに、漢字を手島右卿さんに師事、
色々な展覧会に出品して行くうちに、教えてほしいという声が多くなり、
それが仕事につながったのだそうです。

硯に墨を摩り、紙を用意して、書くところまで、実演していただいたのですが、
書かれるときの矢萩さんは、
普段お話されるときの優しくおしとやかなイメージが一転、
独特の間をつけながら、一気に踊るように書き上げていく、
まさに迫力の、真剣勝負な瞬間でした。
形じゃない、心の奥底から湧き出てくる精神を、全て文字に託しているかのように。
できあがりを観ると、
文字を構成する「線」がしっかりしているかどうかが 大切だと
おっしゃっていたのがよくわかります。

ところで、「書、そしてシェイクスピア」「書、そして、忠臣蔵」
「書、そして、西太后」の三部作シリーズから6年ぶり、
今秋(10/5〜10/14、銀座和光にて)展覧会「お・ん・な」が開催されるそうです。
女である自分はどういうふうに生きて来たか、
女はどういう存在なのかということを考え、
自分の集大成として、歴史上に出てくる色々な女性10人ぐらいピックアップ、
その人たちが言っている言葉、願いなどの言葉を書いたり、
「妙」「麗人」「華やか」「艶やか」「好き」「娘」「母」などなど、
女性に関わる言葉をひもとき、表現してみたいとおっしゃってました。

そこで、矢萩さんのHappinessは、、、「あいたかった」。
(はじめて、配信前にお知らせしちゃいます!)
常に、出逢った人、それぞれに、
ああ、こんな素敵なひとに会いたかったのよね・・・と思っていて、
これからも、そうでありたいと。
また、この言葉も、重要な言葉として、展覧会の会場で観れるそうです。
是非皆さん、20日の配信まで、イマジネーションを膨らませてみてくださいね。

今日はこれから作曲の仕上げをして、明日はレコーディングしてきます!



  ←矢萩さん、森さんと。
 矢萩さんの書道教室「夏雲会」にて、
 インタビュー後。




2013年6月16日(日) 鬼武みゆき






万葉集をひもとく


 明日、6/14(金)、原宿ラドンナにて、亀渕友香さんの ライブが行われます。
亀渕さんのコンサートサポートは3回目。素晴らしい、大好きなシンガーです。

昨年末、山口のコンサートホールで、
彼女と初めて「さくら」を即興共演したとき、
桜吹雪の中、花魁が髪振り乱し舞う姿が見えてきました。
女性の儚くも力強い、真の姿というのでしょうか・・・
自由自在に「歌」が舞っている・・・そんなイメージを受けました。
その後、2人で、古典文学をひもとくシリーズを何かやろう!と
準備を進め、今回がその第一弾。万葉集をひもときます。

「modernism」と題し、
型にとらわれず万葉集の歌を時空を超えて現代の歌とつなげる、
つながります!!
例えば、山上憶良の詠った巻五ー八〇二は「可愛いベイビー」。
柿本人麻呂の巻一の四〇は「ゴンドラの唄」。
というふうに。

その他、楽しさ盛りだくさんのプログラム構成になっています。
お時間あありの方、是非、ご来場ください!





2013年6月13日(木) 鬼武みゆき







ヨコハマから届けよう、ジャズの元気


 今年も、東日本大震災被災地応援ジャズライブ
「ヨコハマから届けよう、ジャズの元気2013」に出演、
無事終了しました!
ご来場いただいた皆様、募金活動にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!
私は、鳥越啓介さん、岩瀬立飛さんと、「Dream Train」「里山」の2曲を演奏しました。

このチャリティコンサートも3年目。
今年は、61名のミュージシャンが集い、東北被災地の皆さんへの想いをひとつにして
演奏が繰り広げられ、
演奏模様は、NHK-FM(神奈川県域および宮城県域、岩手県域、福島県域)で
放送されました。

いまだに、「あの日」のことが、堪え難いこととして鮮明に蘇ってきますが、
被災地の方々は、本当に強いです。
演奏に伺うたびに、逆に、もっと頑張らなければ、、、という気持ちにさせられます。
一日も早い、全復興を心よりお祈りしながら、
これからも、音楽で「元気」を届けていけたらと思います。





2013年5月25日(土) 鬼武みゆき






赤木りえセッション


 5/21、銀座スイングにて、
赤木りえ(Fl)さんのセッションに参加してきました。
他メンバーは、中西俊博(Vn)さん、岩瀬立飛(Ds)さん、
私にとって初共演の木村将之(B)さんという、素晴らしい顔ぶれ。

プログラムは、
りえさん、中西さん、私、それぞれが5曲ぐらいずつ持ち寄って、
ボサノバあり、ラテンあり、ジャズあり、
フランス映画のような美しい曲あり、オリジナルあり、、、と、
世界中を旅しているかのような構成となりました。

りえさん、中西さんのアレンジ、演奏は、いつも斬新でありながら、
その曲のメロディー、リズムを大切に十二分に活かしていて、自然体。
だから、共演者にもどう演奏してほしいかがスッと伝わっていくんですね。
長年組んで来たバンドのように、和気あいあい、カラフルで、
すっごく楽しい一夜となりました。
このセッション、癖になりそうです。。。

りえさん、中西さん、立飛さんは、
秋にリリースするアルバムのレコーディングメンバーでもあるので、
益々、楽しみになってきました!!

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。





2013年5月24日(金) 鬼武みゆき






「私の幸せ」 Vol.17を公開しました!



★「1 minute piece "Happiness is ... (私の幸せ)"」Vol.17

  左の写真をクリックして、是非ご覧ください!!


今回のゲストは、はり絵画家の内田正泰さん。
内田さんのHappinessは、、、

「自然の風景から感動をした瞬間を
私の絵で人に伝えられた時。」

曲のタイトルは「紙の魔術師」。
内田さんの雰囲気を表した、
軽快なタッチの曲にしてみました。

次回更新は6/20、また素敵なゲストをお迎えします。お楽しみに!




2013年5月20日(月) 鬼武みゆき






紙の魔術師。


 このあと配信する「1 minute piece "Happiness is...(私の幸せ)"」
Vol.17のゲストは、はり絵画家の内田正泰さん。
先日、写真家の森さんと、アトリエのあるご自宅までインタビューに行ってきました。
森さんと内田さんは、もうなんと40年来の付き合いなのだとか。
私は初対面だったけれど、とても暖かく出迎えてくださいました。

早速、お言葉をいただき、アトリエに移動。
きちんと整頓された、たくさんの作品を色々見せていただき、
実際に制作過程も実演してくださいました。

内田さんのお名前を知らない方もいらっしゃると思うので、
もし宜しければ、下のサイトをご覧ください。
http://uchidamasayasu.com/gallery.php

普通の絵のように見えるんですが、全て貼り絵です。

紙をちぎると、あっという間に何かの形になるんですね。
破る時に、薄い部分と、厚い部分とが、なんともバランス良く生まれて、
下地の色が透けて、微妙な色の濃淡をつくるんです。
もっと微妙なニュアンスを出したいところは、
紙の裏から歯ブラシでこすったりして。
何年もかけて独自の方法を編み出したんですって。
やはり、極めるって、スゴイものですね。

題材は「日本の風景」。

91歳になられる今も、毎日、作品を作り続けている、、、
素敵ですよね。

ところで、インタビュー中、
「内田さんの絵から音が聞こえる」
「音楽から、絵や色が見えてくる」
という話で盛り上がりました。
内田さんは、例えば、稲穂が揺れる音を表現するために、
何度も、その稲穂を観察しに、足を運んだそうです。
そんなところをイメージしながら、作品をご覧ください!

※内田正泰 はり絵画文集「こころの詩〜四季の彩り」
(ISBN978-4-8170-3862-3)に、
作品だけでなく、なぜはり絵を始められたのか、プロフィールをはじめ、
内田さんのことが色々わかるご自身の文章も載っています。




  ←内田正泰さんと一緒に。
アトリエにて。
 
内田さん、はり絵実演してくださいました。→  
 
  ←レコーディングエンジニアの菊地健太郎さんと
クレッセントスタジオにて。




2013年5月19日(日) 鬼武みゆき






照屋実穂さんライブ。


 先日、15日、照屋実穂さんのサポートで、
六本木スイートベイジルに出演、無事終了しました。
妖精のような透明感ある歌声に、笹子重治(G)さん、
スティーブ・サックス(Fl,Sax)さんという素晴らしいメンバー。
彼女のオリジナルは、とてもバラエティに富んでいて、
どれも心に残る素敵な曲ばかり。
幸せな一日となりました。
ご来場いただいたお客様、ありがとうございました!
写真は、ライブ終了後、楽屋にて。



  ←終演後、楽屋にて。
左から、笹子さん、鬼武、照屋さん、スティーブさん。




2013年5月19日(日) 鬼武みゆき






養蜂見学へ。


 一昨日、NTT東日本神奈川支店で行われた地域交流イベント
「養蜂見学交流会」に行ってきました!
「光ハウス」や、「電気通信装置」「災害対策」などを見学したあと、
屋上の「養蜂」見学へ。

蜂は、半径約2kmの地域にある様々な花から蜜をとってくるそうです。
NTT横浜ビルからだと、山下公園や、港の見える丘公園、野毛山などですね。
また、収穫する季節によって、蜜を集める花が変わるので、
ハチミツの味が微妙に変化するんですって。
考えてみれば、当たり前ですが、
普段、私たちが購入するときには、アカシヤとか、レンゲとか、
種類別に売られているので、ちょっとした嬉しい発見でした。

蜜がたまった巣枠(右写真で私が持っているもの)は、かなりの重さです。
採蜜体験もしました!
巣枠を遠心分離機にかけ、何度かまわすと、甘いハチミツの香りが・・・。
ほのかに桜の香りも・・・。

本業だけでなく、地域活性化のため、
人と人の交流を広げるために取り組む様々なプロジェクト、素敵ですね。



  ←神奈川支店長の小畑さん、
ありがとうございました!!


蜜がたまった巣枠を
おっかなびっくり
持たせていただきました。
かなり重いです。→
 




2013年5月19日(日) 鬼武みゆき






鶴岡・花門にて。


 昨夜は、山形県鶴岡市にある洋風旅館・花門で、
サンポーニャ、ケーナの岡田浩安さんとのライブ、
満員のお客様と暖かいひとときを過ごせました。

山形には、もう何度も訪れていて、故郷に帰るような気持ちになれる場所。
演奏前、湯野浜海岸に散歩に出かけました。目の前に広がる日本海、
遠くに見える山々は霧がかかってまるで日本画のよう、
長く続く砂浜・・・、全てがゆったりと穏やかで、癒されるんですね。
自然と大きく深呼吸したくなる。そんなところです。

ライブで、1曲だけあった私のピアノソロは、
自然とうまく折り合いをつけながら暮らしている人々の姿をみて、
「1 minute piece」で作った「里山」にしました。

ご来場くださった皆さま、スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
今から庄内空港を出発、東京にもどります!



花門を出発する前、
岡田さん、
ゲストの智詠(G)さんと。→
 




2013年5月13日(月) 鬼武みゆき






久しぶりの鬼武トリオライブ。


 昨日は、DOLPHYでライブでした。
久しぶりの鳥越啓介(B)さん、岩瀬立飛(Ds)さんとのトリオ。
すご〜く楽しかった!!!
こうして、素晴らしい仲間と共に私の音楽を演奏していけること、
かけがえのないひとときを皆さんと共有できること、
楽しんだり、イマジネーションが膨らんだり、
ふと涙がこぼれたり、元気が出たり・・・と、
色々な想いが会場内で感じられて、とっても幸せです。

ゴールデンウィーク中にも関わらず、場内満席で、
来てくださった皆様に心から感謝しています。

もう、アルバム収録曲のリクエストが数曲届いていますが、、、
昨日演奏した新曲「Woods Where Birds Fly」や、
「1 minute piece」の「Satoyama」は、
新しいアルバムに収録予定です!
お楽しみに!





2013年5月1日(水) 鬼武みゆき








枡野俊明さん。


 遅くなりましたが、
先日4/20に配信した「1 minute piece "Happiness is…"」Vol.16の
舞台裏をご紹介します。

ゲストの枡野俊明さんは、
16世紀から続く禅寺「建功寺」の18代目ご住職であり、
庭園デザイナーとしても世界的に活躍されているという、ユニークな存在。
小学5年の時、ご両親と京都の龍安寺や大徳寺などに行って、
あまりに奇麗な庭に感動、
「いつか、うちもこんなお寺になったらいいなぁ」と思ったことが
庭園デザイナーとしての原点となったそうです。

枡野さんがこれまでに手がけた庭園は、
寒川神社「神嶽山神苑」(8年もの歳月をかけ設計、
1997年に完成)をはじめ、海外ではノルウェー・ベルゲン大学、
カナダ国立文明博物館、ドイツ・ベルリン、など、
国内外で60を超えています。
渋谷のセルリアンタワーの庭園も枡野さんのデザインです。

将来は、枯山水を極めたい。日本の伝統的な美術を生活様式がかわって、
西洋化している現代の日本の中で、
素材が違っても表せる「日本の良さ、美、間、空間」などを
次世代につないでいきたいとおっしゃられてました。
また、日本庭園は「心の豊かさ」を再認識するために大切だとも。

そんな枡野さんの「Happiness」は「今、ここにいられること。」。
目に見えるたくさんの物や色々な方のおかげで今の自分がいられる。
お坊さんは、色々な方の、悲しいとき、喜びのとき、、、など、
様々な人生に関わっていられる。それが幸せなのだと。

ということで、
やはり、枡野さんのルーツである京都の庭園を観に行かなければ・・・と、
撮影は京都で行われました!!
今までに何度も観た庭園も、「枯山水」の意味を意識して観ると、
感じ方も全く違うものですね。
一滴の波紋が大海を生み出す禅の教えを表現していたり、、、と何事も奥深いです。
そんなことをイメージしながら、映像を観ていただけたら、嬉しいです。



  ←建功寺にて、インタビュー後、
枡野ご住職とご一緒に。
(私が持っているのは、枡野さんの著書の一冊、
「禅の庭2」です。)




2013年4月29日(月) 鬼武みゆき






ニューアルバム。


 明日4/30(火)、横浜DOLPHYにて、ライブやります。
久しぶりに鳥越啓介(B)さんと岩瀬立飛(Ds)さんとのトリオです。
笑顔いっぱいライブ。是非ご来場ください!!
お待ちしています!!

もう一つ、お知らせです。
今秋リリースする5thアルバムに向けて、動き出しました。
メンバーは、中西俊博(Vn)さん、赤木りえ(Fl)さん、鳥越啓介(B)さん、
岩瀬立飛(Ds)さん、佐藤芳明(Acc)さんです。
今までに、映像のために作った曲をはじめ、もちろん、新曲も作ります。
バラエティに富んだ楽しいアルバムになると思います。
今からワクワクしています。進捗状況、時々アップしますね。





2013年4月29日(月) 鬼武みゆき






赤鬼スプリングライブ。


 先日、4/19(金)柏・Studio WUUにて、4/20(土)水戸・自由が丘スタヂオにて、
赤鬼の春ライブ2days、終了しました!
とっても寒い日だったにもかかわらず、ご来場くださった皆様、
本当にありがとうございました。楽しかった〜!!!

写真は、りえ(Fl)さん、
ライブを聴きに来てくださったフレンチホルンの東谷慶太さん、
立飛さんと、Studio WUUライブ終了後。
東谷さんとは、話が盛り上がって、早速6月にライブが決まりました!
6/21(金)は新宿・アーティストサロン"Dolce"、
6/25(火)は大阪・ドルチェ・アーティスト・サロンです。
詳細わかり次第、また、お知らせしますね。
ホルンとは言っても、チックコリアの「スペイン」や、
ジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」も演っちゃうから面白い。
6月初共演が楽しみです。
皆さんもお楽しみに!




  ←柏Studio WUUにて。
左から、りえさん、東谷さん、立飛さん、鬼武。




2013年4月26日(金) 鬼武みゆき






「私の幸せ」 Vol.16を公開しました!



★「1 minute piece "Happiness is ... (私の幸せ)"」Vol.16

  左の写真をクリックして、是非ご覧ください!!


今回のゲストは、禅僧・庭園デザイナーの枡野俊明さん。
枡野さんのHappinessは、、、

「今、ここにいられること。」

曲のタイトルは「禅」。

次回更新は5/20、素敵なゲストをお迎えします。お楽しみに!




2013年4月20日(土) 鬼武みゆき






最近のライブいろいろ。


 写真1枚目は、3/27(水)、DOLPHYライブ終了後、
岩瀬立飛(Per)さんと佐藤芳明(Per)さんと。
着物姿の男性は、落語家の桂歌助さん。
以前もご紹介したことがありますが、 桂歌丸師匠の2番弟子で、
理科大数学科の同期でもあります。
たまたま、お客さんとして来てくださったのですが、
急遽お願いして、即興でコラボしてもらっちゃいました。
お客様からいただいた「お花見」という言葉から、一席、
私たちの即興音楽と共に。
あ〜、楽しかった〜〜。
演奏しながら私たちも笑わせていただきました。
歌助さん、ありがとう!!
4/12には、歌助さん独演会が、横浜にぎわい座で行われるそうです。
お時間おありの方は是非。
次回の鬼武・岩瀬・佐藤トリオライブは7/23(火)です。お楽しみに!

2枚目は、3/28(木)、
映画「フラガール」の日本語版主題歌を歌っている照屋実穂さんの
ライブサポートの時、笹子重治(G)さんと。
照屋さんは透き通った美しい歌声の持ち主で、
共演は2度目でしたが、もう、すでに息もピッタリ。
次回は、5/15(水)、六本木のスイートベイジル(STB139)です。
是非お楽しみに!

3枚目は、3/30(土)、赤坂・草月会館で行われた、
亀渕友香さん「Les Copains」シャンソンライブに
ゲスト出演させていただいた時のものです。
久しぶりに、パトリック・ヌジェ(Vo,Acc)さん、
クリス・シルバースティン(B)さんとも共演、楽しいひとときでした。
亀渕さんの歌は、シャンソン、イタリア歌曲、
日本歌曲、ジャズ、ゴスペル、、など、
どんなジャンルのものでも、彼女の世界になっていて、
その世界観がとっても素敵。
いつも「生きる素晴らしさ」や「深い愛」を感じます。
また次回の予定が決まったら、お知らせしますね。



  ←DOLPHYにて。
左から、鬼武、歌助さん、立飛さん、佐藤さん。
 
楽屋(らくや)にて。
左から、鬼武、実穂さん、笹子さん。→
 
 
  ←草月会館にて。
左から、クリス、鬼武、亀渕さん、
パトリック。




2013年4月9日(火) 鬼武みゆき






東光寺。


 今月の「1 minute piece」のゲストは、
鶴見にある「建功寺」のご住職であり、
禅・庭園デザイナーの枡野俊明(ますのしゅんみょう)さん。

実は私の父の実家も「東光寺」という禅寺で、萩市にあります。
(吉田松陰誕生地や、伊藤博文旧宅のすぐそばです。)
先日、写真を撮ってきたので、ご紹介します。

総門から入って、三門を抜け、鐘楼を横目に観ながら、
大雄宝殿の更に奥まで行くと、
500数基の石灯籠と、萩藩主毛利家の墓所があり、
小さい頃は、蝉とりをしたり、かくれんぼをしたりと、
この辺り一体が遊び場でした。

叔父がお経を詠んでいた開山堂も好きな場所です。
広い開山堂の真ん中に、住職がお経を詠む時の座布団があり、
その前には約330年前、東光寺をひらいた慧極禅師のご仏像が
静かにこちらを見てらっしゃる。
誰もいないとき、よくそこに座って、慧極禅師に話しかけたものです。

お寺は不思議なところです。
なぜかわからないけれど、気持ちがシャキッとする。
自然と、清らかで純粋な気持ちになれるんですね。

枡野住職へのインタビューの模様や、撮影レポートは、あらためてアップしますね。



 
 
 




2013年4月8日(月) 鬼武みゆき






伯父が残してくれたこと。


 私事ですが、、、先月13日未明、伯父が亡くなりました。88歳でした。

私にとって伯父は、小さい頃から多大に影響を受けたルーツ的存在です。
どんな些細なことでも、型破りなことでも、
信念をもってやっていることを応援してくれる、
良き理解者でもありました。

夏休みごとに萩に行っては、伯父の横で、絵を描いたり、
小さな電動式の船を作ってみたり、萩焼を作ってみたり、、、と
「何かを作る」ことに夢中になっていました。
一緒に散歩しては、花や鳥の名前を教えてもらったり、
自家用ボートで大海原に繰り出し、釣りをしたりと、思い出は尽きません。
萩の大自然の中で伯父と過ごした経験が、
私の「自由に発想する」原点になったのだと思います。

画家であり、中学校で美術も教えていた伯父ですが、
嬉しかったのは、
一度も「こうしなさい」と、教えられたことがないことです。
「自分は何をしたいのか」「そのためにはどうしたら良いのか」と、
「自分で考える」自分流の大切さに気づかせてくれました。

伯父の葬儀に駆けつけた日、満天の星空が本当に美しかった。
きっと、今でも絵を描き、ギターを奏でているんだろうなぁと思います。
「おじちゃん、本当にありがとう。」

私も、伯父のように、今を精一杯生きたいと思います。
そして、子供達に「自由に発想する」楽しさを伝えていきたいです。



  ←伯父の若い頃、個展会場にて。
 
「手のひら教育」として
伯父が教え子たちに送った
様々なメッセージと
手のひらの版画の一枚。→
 
 
  ←伯父とよく出かけた菊ヶ浜の写真です。
遠くに見えるのが、指月城趾です。




2013年4月5日(金) 鬼武みゆき







八ヶ岳倶楽部。


 柳生さんのインタビューは、
ファミリーで経営されている「八ヶ岳倶楽部(山梨県北杜市大泉町)」で
行われました。

倶楽部の前に降り立ったとたんに感じた事、
それは「優しさ」でした。
まわりには、柳生さんが、76歳になられる今も、
2段梯子をかけて、剪定なさってる、手入れの行き届いた雑木林が広がっています。

遠くに見える富士山に、夕陽がだんだん落ちて行き、
鳥たちが、木々に飛んで来ては飛び立って行くのを観ながら、
ゆったりとした移ろいの時間を、柳生さんご夫婦とご一緒させていただきました。

「自然」は、手を全く加えないのが良いと思われがちだけど、
そうではなく、人が自然に折り合いをつけながら、野良仕事をしながら、
長い時間をかけて、人の営みとともに多様な生き物が共存していくことが大事で、
それこそが「里山」という日本人独特の文化なのだとおっしゃられたのが印象的でした。

野良仕事体験をしに来た子供達から、
初めての場所なのに「懐かしかった」という感想をもらうことが多いとか。
美しく豊かであった自然が失われつつあるなかで
「たしかな未来は懐かしい風景のなかにこそある」。
柳生さんの名言の一つです。

その他にも、
「鳥たちは雑木林の冬の花」
「人と自然の仲のいい風景。それは雑木林です、よね・・・。」
「花鳥風月」「畏敬の念」、、、
などなど、柳生さんから語っていただいたたくさんの想いをすべて、
「1 minute piece」映像に込めました。

撮影は、まだ深く雪が残る雑木林で行いました。
全く林のことを知らず、足はかじかみ、雪に埋もれながらも、
下の小川まで安全に連れて行ってくれたのは、偶然みつけた鹿の足跡でした。
途中、向かいの山を駆け抜ける野生の鹿の群れに出会った時の感動、
静寂の中に、時折聞こえてくる鋭い鳥の鳴き声、木々のざわめき、
小川のせせらぎ、まさに大地の声を聞きながらの撮影は、
忘れられない体験となりました。

倶楽部に戻った時、ズボンについた雪を一緒になって払ってくださった、
そんな柳生さんの優しいお人柄が溢れる八ヶ岳倶楽部。
「13歳になったら、1ヶ月間、一人旅に出る」という柳生家のしきたりで
柳生さんが選んだ場所。
是非、皆さんも、一度訪れてみてください。



  ←八ヶ岳倶楽部の裏手の雪山で。
 
柳生博さん、加津子さんご夫妻。
とっても仲の良い素敵なご夫婦でした。→
 




2013年3月26日(火) 鬼武みゆき






「私の幸せ」 Vol.15を公開しました!



★「1 minute piece "Happiness is ... (私の幸せ)"」Vol.15

  左の写真をクリックして、是非ご覧ください!!


今回のゲストは、「日本野鳥の会」会長・柳生 博さん。
柳生さんのHappinessは、、、

田んぼ。小川。
雑木林。集落。
キーワードは「里山・・・です。」

曲のタイトルは「Satoyama」。
童謡のような曲にしてみました。

次回更新は4/20、素敵なゲストをお迎えします。お楽しみに!




2013年3月20日(水) 鬼武みゆき






里山、レコーディング。


 今月の「1 minute piece」のゲストは、柳生博さんです。
柳生さん、本当に優しい方でした。

キーワードは「里山」。
柳生さんの「八ヶ岳倶楽部」にお邪魔して、
色々インタビューしてきた内容については、また後日、ご紹介したいと思いますが、
その全てを、映像と音楽に盛り込んでみました。

配信はこのあとすぐ。是非ご覧ください!



レコーディング終了後、
エンジニアの菊地さんと、
クレッセントスタジオにて。
菊地さん、
今回もお世話になりました!→
 




2013年3月19日(火) 鬼武みゆき






あの日、あの時。


 昨日3/9(土)は、金亜軍(揚琴)さんのコンサートシリーズ
「あの日、あの時。」 のサポートで、名古屋しらかわホールに行ってきました。
揚琴、ピアノ、合唱がとっても気持ち良く混ざり合う、素晴らしい響きのホールでした。

金さんとの共演は、まだ数えるほどしかありませんが、
揚琴とピアノのコンビネーションって、ビックリするほど、合うんです。
スロー、アップテンポに関わらず、息もピッタリ。

コンサート終了後、サイン会場に「感動しました!」と伝えにきてくださった
たくさんのお客様の「笑顔」が心から嬉しかったです。
本当に幸せな、興奮の一夜となりました。
金さん、心暖かい名古屋のみなさま、ありがとうございました!



  ←金さんと、コンサートタイトル曲
「あの日、あの時。」で共演した
男声合唱「アンサンブル・ソラーリス」の
皆さんとのリハーサル風景。




2013年3月10日(日) 鬼武みゆき






鬼平サウンド。


 3/7、大塚グレコにて今年初の鬼平ライブを行いました!
平松加奈(Vn)さんとのライブ、最近恒例になりつつあるのが、
お客様からのリクエストによる演奏コーナー。
リクエストと言っても、あらかじめ、メールでいただくのですが、
お客様も、鬼平アレンジだったらきっと面白いだろうという曲を
見事に選んでくださるのが、面白いんですね。

映画「砂の器」の主題曲「宿命」や、
日曜洋画劇場(淀川さんの解説が懐かしい!)エンディングテーマと
しても有名な「So In Love」、
そして今回は、デンマークのヴァイオリニスト・ヤコブゲーゼ作曲、
100以上の映画にも使われているというタンゴの王道「ジェラシー」などなど。

どれも難しく、演奏する時はドキドキものなのですが、
最初の一音、二音が発せられた瞬間に、
お互いを刺激して、決めたアレンジの域を超え、
鬼平ならではの即興の世界で一つになって燃え上がる・・・
いつも、そんなスリルがたまらない色彩豊かな鬼平サウンドが生まれてきました。

これからも、皆さんからのリクエストをお待ちしています!どしどしお寄せくださいね。

ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!
次回鬼平ライブは、5/22(水)グレコ、6/4(火)珈琲美学です。お楽しみに!!



ライブ終了後、
グレコにて、
平松加奈さんと。→
 




2013年3月10日(日) 鬼武みゆき






赤鬼 with 吉見さん


 昨夜、DOLPHYにご来場くださいましたたくさんの皆様、
本当にありがとうございました!
赤鬼、今年初のライブ、吉見征樹さんも加わって、
笑顔の絶えないライブとなりました!

久しぶりのお題コーナーも復活、でも、今日のお題は難しかった。。。

だいぶ前に作ったオリジナル「Woods Where Birds Fly」も、
思った通り、りえさんの美しく深〜いフルートの音色と、
吉見さんの絶妙な世界観が素晴らしく合っていて、
また、これからも演奏していきたいレパートリーの一つになりました。

今日聴きのがした方、是非次回聴いてみてくださいね!
また近いうちに、このトリオのライブも企画します。是非お楽しみに!



  ←DOLPHYにて。
 左から、りえさん、吉見さん、私。




2013年3月1日(金) 鬼武みゆき







「私の幸せ」 Vol.14を公開しました!



★「1 minute piece "Happiness is ... (私の幸せ)"」Vol.14

  今回のゲストは、天文学者・古在由秀さん。
古在さんのHappinessは、、、

「私の幸せ」といっても、
日本はもとより世界中で殺伐な事件が頻発し、
他人を騙すことに人々の精力が使われているなかでは
考えにくい。
しかし、
天文学などは生活の糧にはならないぞと
云われて選んだ道で、
色々な方のお蔭で研究生活を続けてこられたのは、
幸せなことである。

曲のタイトルは「Oviri」。
以前作っていた曲なのですが、今回の詩にピッタリだったので、
リアレンジしました。
宇宙のスペイシー感を楽しんでいただけたら嬉しいです。

左の写真をクリックして、是非ご覧ください!!

次回更新は3/20、素敵なゲストをお迎えします。お楽しみに!




2013年2月20日(水) 鬼武みゆき






宇宙の不思議


 「1 minute piece」VOL.14の映像、出来上がりました!

先日も書いたように、今回のゲストは、天文学者の古在由秀さん。
私は理系出身ですが、「天文学」は全く未知の世界だったので、
国立天文台の観測会に参加したり、
古在さんの著書や天文関係のウェブサイトを片っ端から読んだり、
先日は、極寒の夜、星空の撮影にも行ってきました。

人工衛星が飛んだり、月に宇宙飛行士が行くなんてことが、
今では普通の事になっているけれど、
例えば昨年は、金環日食や、金星の太陽面通過など、
何百年に一回起こるような軌跡の天文ショーが、
いつ、どこで観れるということが、ほとんど誤差もなくわかるなんて、
本当にすごいことですよね。

ところが、古在さん曰く、今把握できているのは、
宇宙の5%ぐらいにしかすぎないんですって。
天文学の権威である古在さんが5%なら、
私たちが知らないのも不思議ではないですね。

「1977年にボイジャーが、
はじめて木星や土星の環の写真を撮って来たとき、
その構造は、想像をはるかに超える物だった。
宇宙は、そのぐらい、わからないことだらけだから面白い」と。
なるほど・・・。

それにしても、
昨日、地球に最接近した小惑星の重さが13万トンぐらいなんて、
なぜわかっちゃうんだろう?
ロシアに突然落下した隕石は、流れ星の一種だとか?
知れば知るほど、とてつもなく大きなスケールの話ですよね。

今回の映像には、
宇宙の「無限」「不思議」「長年に渡って研究し続けてこられた」
「5%しかわかってない」などを軸に、表現してみました。
是非20日の配信をお楽しみに!

宇宙の謎が一つ一つ解き明かされ、
徐々に構造がわかっていくということは、
人類の成り立ちが明らかになっていくことに直結してるんですね。
天文学が、身近になってきました!




  ←編集終了後、中村監督のスタジオにて、
中村監督、森さんと。




2013年2月16日(土) 鬼武みゆき






ハーバーテイル


 昨日は、みなとみらいブリリアショートショートシアターに、行ってきました。

一昨年コラボしたアニメーションディレクター、
伊藤有壱さんの作品「ハーバーテイル」が、
世界中の映画祭を回って、数々の受賞も果たし、
横浜に戻ってきての上映最終日でした。

「ハーバーテイル」の他にも、
伊藤さんが手がけたTvk40周年アニメ「ドロンコロン」、
森日出夫さん、伊藤さんと私とでコラボした「YOKOHAMA TALE」3本も
上映されました。
懐かしかった!!

何度観ても、映画は、観るたびに深く、様々な想いを心に刻んでくれます。
映画ってホントいいものですね。

会場は初めてでしたが、映像、音、客席、雰囲気、ともに快適でした。
世界中の面白そうなショートフィルムが、上映されているので、
また、機会を作って行ってみようと思っています。




トークショー終了後、
記念撮影。
左から、鬼武、伊藤さん、
森さん、中村監督→
 




2013年1月28日(月) 鬼武みゆき






「私の幸せ」 Vol.13を公開しました!



★「1 minute piece "Happiness is ... (私の幸せ)"」Vol.13

  今回のゲストは、法医学者・西丸與一さん。
西丸さんのHappinessは、、、

「人は生きるために生まれてきた。」

※これは、肺癌で亡くなったある老人に教えられた私の人生観。
人を構成しているすべての細胞達は、いかなる時も、
生に向っているのだ。
与えられた生命は大切に! by 西丸與一

曲のタイトルは「命」。
左の写真をクリックして、是非ご覧ください!!

次回更新は2/20、天文学者の古在由秀さんをお迎えします。お楽しみに!




2013年1月20日(日) 鬼武みゆき






細胞クン


 昨日は、「1 minute piece」Vol.13の編集作業のため、
森日出夫さんと、中村高寛監督のスタジオに行ってきました。

Vol.13は、先日もお話したように、法医学者・西丸與一さんがゲスト。
西丸さんは、監察医として9000体を超える遺体を検死解剖してこられたのですが、
ある日、肺癌で亡くなられた、
たくさんの方から慕われていたおじいさんの解剖をした時、
いつもとは違う感覚になられたとのこと。
「人は、こんなにもひどくなるまで生きていられるのか・・・」
と思うほど、
肺がガンに侵されていて、その瞬間、
『細胞』への新たな気持ちが生まれたのだそうです。

「人を構成しているすべての細胞達は、
いかなる時も、生に向っているのだ。
与えられた生命は大切にしなければいけない。」と。

例えば、私たちは、いつも、ムチャをしたり、飲み過ぎたり、
食べ過ぎたり、様々なことで身体に負担をかけています。
そんなとき、身体を作っている「細胞クン」たちは、
私たちが寝ている間に、頑張って再生し続けている。
「細胞クン」たちは、いつも、
「生きる」方向に向かって頑張っているのだと。

「自殺した人の細胞は生きたがっているのだ」
とおっしゃられたのも印象的でした。

西丸さんからいただいた言葉は、20日の配信をお楽しみに。
また、今までとはひと味違った映像になりました!



今年初めての編集だったので、
映像が完成したところで、
写真撮影しました!
左から、中村監督、鬼武、
森日出夫さん。→
 




2013年1月18日(金) 鬼武みゆき






古在由秀さん


 先日、1/7は、「1 minute piece」Vol.14のゲスト、
天文学者の古在由秀さんとお会いして、色々インタビューしてきました。

古在さんのプロフィール、ちょっとだけご紹介します。
1928年、東京生まれ。
人工衛星の軌道を割り出す「コザイの式」で、天体力学の世界的権威として
脚光を浴び、また、小惑星の軌道に関する「古在共鳴」の発見など、
小惑星の運動の力学的研究において、著しい業績をあげられました。
初代国立天文台長、また、
1988年から1991年までは「国際天文学連合」の会長を日本人初、務められ、
2009年には「文化功労者」として顕彰されました。

これはごくごく一部ですが、こんな輝かしい経歴をお持ちの古在さん、
ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊さんとはご親友とか。
謙虚でおおらか、とても気さくで暖かい方でした。
オチャメな一面も。
宇宙という無限の世界に潜むたくさんの不思議を研究して来られた方だけに、
広〜〜いお心と、神秘的な雰囲気を感じました。

秋山仁さんと同じく、純粋な子供のような心と、探究心・・・
「研究者」「学者」になるべくして生まれてこられたのだなぁと実感します。

「1 minute piece」にいただいたお言葉も、そんな古在さんらしいお言葉です。
是非2月の配信をお楽しみに!



  ←古在さんを紹介してくださった秋山仁さんと、
由美かおるさん、古在由秀さん(写真中央)、
森日出夫さんと。
楽しいひとときを過ごさせていただきました!!
秋山先生、新しい出逢いを作ってくださって、
ありがとうございました!




2013年1月9日(水) 鬼武みゆき








 昨日1/5、クレッセントスタジオにて、
「1 minute piece」Vol.13の音楽をレコーディングしてきました!

今回のゲストは、法医学者の西丸與一さん。
西丸さんは1927年、横浜生まれ。
1954年から38年間、横浜市立大学医学部で法医学の研究、教育、鑑定に尽力され、
1956年からは監察医として9000体を超える遺体を検死解剖、裁判関係の鑑定を担当、
例えば、全日空羽田沖墜落事故、浦賀横須賀沖第一富士丸と潜水艦なだしお衝突、
オウムの坂本弁護士一家殺害などなど、
数々の大事件や大事故などにも関わられています。

85歳になられる今も、客船「パシフィック・ビーナス」で船医として
現役で活躍されている、西丸さん。
著書も多数あって、特に、監察医時代の体験を記した
「法医学教室の午後」はベストセラー。
あまり知られていなかった「法医学」という分野を世の中に知らしめた
最初といっても過言ではないと思います。
その本が、映画や、ドラマ化された、
名取裕子さん主演の「法医学教室の事件ファイル」シリーズは、
皆さんもご覧になられたことがあるのではないでしょうか?

そんな西丸さんから、いただいたお言葉、
色々インタビューさせていただいた時のお話からイメージを膨らませ、
できあがった音楽、タイトルは「命」と名付けました。
今までと、また、ひと味違った映像、音楽になると思います。

20日の配信をどうぞお楽しみに!




2013年1月6日(日) 鬼武みゆき






明けましておめでとうございます。


 明けましておめでとうございます。
2013年、いよいよ始まりましたね。

昨年は、皆さまのおかげで、日本各地でライブやツアーをやらせていただいたり、
13本のショートムービーも制作、発表できました。
数えきれないぐらいの様々な暖かい出逢い、発見もありました。
今年も、皆さんの心に届く音楽を作り、演奏していきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。

また、今年も、ショートムービーシリーズ
「1 minute piece "Happiness is... (私の幸せ)"」
は続きます。
ご覧くださった方々の心がホッと暖かく、幸せな気持ちになったり、
元気になれるような映像にしたいです。(毎月20日配信)
是非、観て、広めていただけたら嬉しいです。

ライブは、2/28、DOLPHYにて「赤鬼」でスタートです。

今年が皆さまにとって、素晴らしい年となりますように。
ご多幸とご健康をお祈りしています。




2013年1月1日(火) 鬼武みゆき







 
<INDEX>


鬼武トリオライブ...。 (6/27)

赤鬼 at 伊丹空港。 (6/26)

真剣勝負。 (6/18)

矢萩春恵さん。 (6/16)

万葉集をひもとく (6/13)

ヨコハマから届け... (5/25)

赤木りえセッション (5/24)

「私の幸せ」Vol17... (5/20)

紙の魔術師。 (5/19)

照屋実穂さん...。 (5/19)

養蜂見学へ。 (5/19)

鶴岡・花門にて。 (5/13)

久しぶりの...。 (5/1)

枡野俊明さん。 (4/29)

ニューアルバム。 (4/29)

赤鬼スプリング...。 (4/26)

「私の幸せ」Vol16... (4/20)

最近のライブ...。 (4/9)

東光寺。 (4/8)

伯父が残して...。 (4/5)

八ヶ岳倶楽部。 (3/26)

「私の幸せ」Vol15... (3/20)

里山、レコーデ...。 (3/19)

あの日、あの時。 (3/10)

鬼平サウンド。 (3/10)

赤鬼with吉見さん (3/1)

「私の幸せ」Vol14... (2/20)

宇宙の不思議 (2/16)

ハーバーテイル (1/28)

「私の幸せ」Vol13... (1/20)

細胞クン (1/18)

古在由秀さん (1/9)

命 (1/6)

明けまして... (1/1)